2016年2月8日月曜日

Windows10が休止から勝手に復帰するときの対処法

以前「Windows7が休止から勝手に復帰するときの対処法」というのを書いた。こことASAHI-NETのブログにもアップした。

で、Windows10にしたら、また発生するようになってしまった。電源周りの設定はWindows7の時のままなのに。どうも10特有の問題がいるらしい。ということで、その対処方法。

・・・

Windows10で休止が勝手に開けてしまう理由は「WindowsUpdate」と「MediaCenter」。前者は10では自動化されているのだが、それが悪さしている。後者はMediaPlayerの一機能が勝手に起動している。これはWindows7からアップデートした時だけだが、Windows7上でその機能を止めていても10に移行した時に勝手に入ってしまう。ということで、それらを止める。

(1)スタート~Windows管理ツール~タスクスケジューラーを起動する
(2)左側のタスクスケジューラライブラリ~Microsoft~Windows~UpdateOrchestratorを選択
(3)中央からRebootをダブルクリック
(4)Rebootのプロパティが開くので、「条件」のタブで「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックを外して「OK」。
Reboot設定
(5) 「トリガー」のタブで指定日時を選択、「編集」で開き、「有効」のチェックを外して「OK」。


(6)左側のタスクスケジューラライブラリ~Microsoft~Windows~WindowsUpdateを選択
(7)中央からAutomatic App Updateをダブルクリック
(8)「条件」のタブで「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックが入っていたらを外して「OK」。
(9)中央からScheduled Startをダブルクリック
(10)「条件」のタブで「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックが入っていたらを外して「OK」。ここでエラーが発生するときは無視しても問題ない(と思う)。

(11)左側のタスクスケジューラライブラリ~Microsoft~Windows~Media Centerを選択

(12)中央からmcupdate_scheduledをダブルクリック
(13)「条件」のタブで「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックを外して「OK」。

(14) 「トリガー」のタブで毎日を選択、「編集」で開き、「有効」のチェックを外して「OK」。


手間は多いけどやることは同じ。スリープ解除をさせないのと有効を外す。

ところが、これを設定してもまだ勝手に起動することがある。その理由は、「WindowsUpdateが上記設定を勝手に戻す」から。 なので、WindowsUpdateを済ませた後には再度この設定を確認する。殆どはReboot内2つの再設定だけでOK。
 
なお当然のこととして、これをするとWindowsUpdateは自動ではかからなくなるので、手動で行う必要がある。

起動時または休止明けにチェックするというオプションがあればいいじゃん、と思うのだけど、なんで勝手なことするかなぁ、MSは。「小さな親切、大きなお世話」というのがまだわからんのだろうか。今までさんざん失敗して叩かれてるのに。

0 件のコメント:

コメントを投稿